過去に開催された「新月の会」のご紹介

第18回 新月の会 

 

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第18回 新月の会のご案内

2月1日 新月の集い 「江戸職人が語る食文化の粋・甘酒」
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江戸開府400年、新春はいかがお過ごしでしょうか?
1月3日、最初の新月の会は、雪のなか、日枝神社に初詣しました。

2月1日、節分前の新月の夜、
今回は、もう一つの江戸の氏神、神田明神下の
江戸情緒あふれる天野屋さんにて、甘酒とお料理の宴をご一緒したいと思います。

16代店主の天野博光さんから、甘酒造りにまつわるお話をお伺います。

1000年の伝統を守った本物の甘酒つくりに欠かせないことは、
見えない温度を手肌で感じる事・・・!

当日は、煎茶道方円流の横田氏による大服茶のおもてなしや、
めったに見られない土室の見学もあり、盛り沢山です。
また、主宰の柳瀬より、これからの新月の会についてのお話もさせていただき、
皆様との交流の場としたいと存じます。


日時  2月1日(土) 18:30 

場所  天野屋さんに集合

趣向  集合前に、ぜひ神田明神に、各自、御参りを。

     18:40 土室(むろ)の見学と煎茶のおもてなし。

     19:40 天野博光氏(天野屋代表取締役)よりお話
       「江戸職人が語る食文化の粋・甘酒」
  
     20:20 お食事&懇談

     21:30 中締め

参加費(お食事付き) 会員3500円 一般4000円

人数に限りがありますので、お申し込みはお早めに御願い致します。
会員優先受け付け20日まで。
その後は定員17名に達し次第締切らせていただきます。
このメールで、ご返信ください。

天野屋アクセス:JRお茶の水駅聖橋口出口、
地下鉄千代田線新お茶の水より徒歩5分、
地下鉄丸の内線お茶の水駅3分。
●天野屋HP
http://www.oldclock.com/


明神甘酒
 甘酒は遠い昔からのものですが、文献に現れたのは、応神天皇が吉野に行幸された
とき醴酒(こざけ)を献上したのが、最初とされています。その醴酒が『甘酒』と
なったのは、慶長の始め頃のことです。
 やがて甘酒は、江戸市民の日常生活に欠かすことのできない、唯一の《甘味源》と
なりました。江戸に散在する甘酒屋に対する人々の評判はつのるばかりで「富士山に
肩を並べる甘酒屋」と句に詠まれるほどでした。
 「明神甘酒」は、当店の地下6mの天然の創業当時からの土室(むろ)より作り出
される糀(米かうぢ)をもとに、さらに手を加えて生成し熟成を待って作り上げられ
たものです。
 「明神甘酒」は“生きている自然の甘味”です。

●お知らせ

テレビで、天野屋さんのこと、ご覧いただけます。
〜1月21日(火)19時よりTV朝日「旅の香り」にて放映されます〜


            新月の会 主宰    柳瀬 宏秀


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明日、満月です。

月を感じることから、
日本人が、草木を感じ、虫を感じ、自然を感じ、
まわりの人を感じるという
日本人本来の精神の営みが、蘇ることを。
宇宙に呼応する魂の胎動を、呼び起こすために、

満月に、祭りを

歴史を風化させてはいけない、という人がいます。
では、感じる機会を。そして、魂のなかで甦らせる機会を。

1月18日、震災から8年と1日。
矢吹紫帆  矢中鷹光 「熊野幻想」
場所 本門寺 本殿内

国立博物館で昨日から、大日蓮展が始まりました。
本門寺の本殿。
日蓮が没した本門寺の、一番の聖域で
普段は信者でも、なかなか入れない本殿。
その六体の仏像の前で、
日蓮像の前で、750年前
日蓮は、追放されるのが分かっていても、
念仏中心の教えは間違っている。法華経の教えに戻れ。と
南無妙法蓮華経と、となえた日蓮の魂を感じる瞬間を。
自らを、日月の天と、泥に咲く花である蓮、
つまり、天と地を繋ぐ、日蓮と名づけた
その750年前の日蓮の魂を、日本人として本門寺の本殿で、矢吹さんの音楽を聞きな
がら、感じてみませんか?

そして、8年前に、つまり、太陽と地球が、同じ位置にあったときに、
阪神淡路で起こった地震から、感じ、動いた自らの歴史を、
追悼であり、癒しであり、魂を根底から揺さぶった何かを。
感じてみませんか?感じる瞬間を。

熊野幻想。
不思議な縁と直観に導かれて、京都から、熊野に移り住んだ、
矢吹さんと、矢中さんの魂。その二人を呼び込んだ熊野。
熊野の地を。熊野古道。
人がどんな思いを込めて、巡礼の道になっていったのか?

満月をご一緒に。
2003年、最初の満月。
万葉集の時代から、月を観て、暮らしてきた日本人の魂を、
もう一度、感じてみませんか?

この本門寺で、満月の祭りをするのは、このあと、2回です。
2003年、月のリズムを満月の祭りから、生み出しませんか?

月を感じることから、
草木を感じ、虫を感じ、自然を感じ、
まわりの人を感じるという
日本人本来の精神の営みが、蘇ることを。
宇宙に呼応する魂の胎動を、呼び起こすために、

満月に、祭りを  ご一緒に。

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2003年1月18日(土)池上本門寺 本殿 大田区池上1−1−1
(東急池上線池上駅または、都営浅草線西馬込駅 下車)

開 場:18:30/開 演:19:00
入場料:前売り(全席指定)3,000円/当日3,500円(本殿385席のみ)
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