コズミック・ダイアリー2005 
” オーガニック・ライフ”
柳瀬宏秀+瑳山ゆり+柴崎るり子  
2004.7.26−2005.7.24

コズミックダイアリー2005のご紹介

 

「コズミック・ダイアリー2004」で、7年目、7冊目になります。
今回は、有機生活への関心から、コズミック・ダイアリーを知らない
より多くの方にも本屋で手にとってもらえるように。
さらに、有機的な秩序としての「新しい時間」へ旅立つ人が増えることを願って、
テーマは“オーガニック”。

例年、7月26日から使うダイアリーなのに、
7月にしか完成しないという失礼を重ねてきました。
今回はホゼ・アグエイアス博士の来日にあわせるということで、
4月3日、シビックホールでの講演会に間に合いました。
多くの方に知っていただける機会が増えることになると思っています。

ひとりでも多くの人が自然のリズムを取り戻すことを、心から願います。

今回来日したホゼの話は、
パカル・ヴォタン
から、

あたらしい時間の旅へ、
時間が四次元であること、
などなど、すべて、シンクロする形で、コズミック・ダイアリーができていた気がします。

ホゼも、ステファニーも、今回のコズミック・ダイアリーのイラスト部分など絶賛してくれました。

よろしければ、ご注文ください。

 

コズミック・ダイアリー2005 オーガニック・ライフ
柳瀬宏秀+瑳山ゆり+柴崎るり子 2004.7.26−2005.7.24

 


著  柳瀬宏秀
写真 瑳山ゆり
絵 柴崎るり子

カレンダーは、月や星の動きから生まれたものだとしたら、
そういうカレンダーを使っていたら、
月や星、宇宙のリズムを身につけ、生体のリズムが息づく。
カレンダーとはそもそも、そういうものだったはず。

コズミック・ダイアリーは、
宇宙の動きであり、重要な生体のリズムである
28日周期を採用した、28日×13ヶ月のダイアリーです。


コズミック・ダイアリーには、もうひとつ、ツオルキン(神聖暦)と呼ばれるマヤの
神官たちが使っていた13日×20日=260日周期のカレンダーも含んでいます。その周
期を感じるために、13日の周期に名前をつけ(銀河の音)、また20日周期にも名前を
つけ(太陽の紋章)その2種類の周期を組み合わせ、260日のひとつひとつに名前がつ
いています。そして、そのそれぞれに3つのキーワードを与える事によって、その銀
河の流れともいわれるツオルキン(神聖暦)を身近に感じることができるように工夫
してあります。


時間は、“ORGANIC ORDER”「有機的な秩序」。

「新しい時間」の旅人となって、
ご一緒に、旅立ちましょう。


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価格 税込み1995円   プラス 送料 160円予定 

10冊以上 定価の80%  プラス 送料 無料予定
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お申し込みは、FAXかメールにて!

FAX : 055−974−3877
mail: cosmic-kin12@syd.odn.ne.jp

環境意識コミュニケーション研究所まで

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今年の目的は何?

 

今年の目的は何?

今年の目的?今年って何?
空を見てごらん。空一面の星、何億光年前の光もある。
空に一筋の川の流れ、星々が形づくる川の流れ、
それが天の川。天の川は、銀河系。

地球は、その中にある
無数の太陽の中の一つの太陽を中心とした、太陽系。
そのなかのひとつの惑星。

それでは今年の一年って?今年って何?
まあるい地球が、地球という飛行体が、太陽の周りを365日かけて、一周する。
それが一年。地球の大航海。

今年一年の目的とは、その大航海の目的なのでは?


地球の地軸が少し傾いているために、地球が旅をしていると
太陽の光と熱をたくさんに浴びる季節と、
あまり太陽の方に向かずに、旅する季節が生まれる。春夏秋冬が、生まれる。

その大航海の間に、地球は365回自転する。
太陽の方に、向いたり、背を向けたり。朝日があり、夕日がある。
昼と夜と、地球上で365回の光と闇が生まれる。
それが、コズミックダイアリーを通して、感じる一年。

63億人の地球人を乗せて、大航海する地球。その地球の上に生まれた生命。


磁気の月の28日間は、宇宙の目的を感じてみよう。
それが、生命としての、目的そのもの。

What is my purpose?



月の月

目的を方向づける

月は、生命の二元性をあらわす。
地球からみると、太陽と月は、ほぼ同じ大きさ。
月は太陽の光を受けて夜に輝き、人に、「陰陽」という二元性の関係を感じさせてくれる。

「陰陽」は対立ではなく、二つが組み合わされてひとつになっている。

「磁気の月」、「月の月」、「電気の月」、「自己存在の月」、
コズミック・ダイアリーの最初の四つの月は、行為を生み出すためのベーシックな宇宙論。

月の月の働きは、二つに分ける(「極性を与える」)ことによってエネルギーを生み出す。
北極と南極という対の極を生み出す。

でも、宇宙から見ると、それは対立としてではなく北極から南極へ、また、南極から北極へと、
磁力の循環する安定したエネルギーの働きとして、とらえることができる。


月の月の28日間は、新しい価値観、新しい時代に向かう時、
「チャレンジ」という「新しいものに向かう心の力」は、
エネルギーを強め、宇宙の目的を方向づけ、地球の上で、その目的を安定させることになる。

目に見えないエネルギーが醸成されていることを、宇宙から感じてみよう。

同じ地球から、ひとつの月を見ていることにかわりはない。
何億年の歴史の中での、生命としての大きな目的を感じてみたい。

What is my challenge?



電気の月

最高の奉仕とは? 宇宙のリズムに、「行い」をつなげること。

電気は、目に見えない。
目に見えない力が、対立するものをつなぎとめ、「環境=まわりのもの」をつなぎとめ、
まわりのものすべてを活性化している。

すべての「行い」は、人に影響を与え、
自然に影響を与え、地球に影響を与え、宇宙にも影響を与える。

「行い」をしっかりと見据えたときに、
草や木を、虫を、動物を、大地を、空を、雨を、風を、星を、月を、太陽を、宇宙を、
「まわりのもの=環境」との関わりを、深く感じ始める。

人への働きかけであっても、作物への働きかけであっても、山への働きかけであっても、
人を力づけたり、草木に声をかけ、何が必要かを知ったり、
山や海を畏れ、そこに「神」を観て、祈ることも・・・
「行い」は、「まわりのもの=環境」を息づかせ、宇宙を活性化する。

電気の月の28日間は、「宇宙のリズムに、行いをつなげて」みよう。

自然のすべての存在が、まわりとのかかわりから、生み出されている。
そのことをはっきりと感じてみよう。
その時に、すべての「行い」が、まわりのものに影響を与えていることも、感じ始める。

宇宙のリズムに「行い」をつなげることによって、
まわりのものすべてを活性化する「行い」が、
宇宙にとって「最高の奉仕」となることを感じ始める。
そんな「行い」を積み重ねる28日を。

How can I best serve?



自己存在の月

「私」の奉仕は、どういう形をとるのだろうか?

人と違うことが、個性だと思っていませんか?
人とどう違うかという表面的なことを、個性だと考えていませんか?

宇宙の目的、生命の目的のなかで、何を自分ができるのか?
それを「測る」こと。

宇宙の摂理に目的がかなっていても、顕われる形は様々。
それは、与えられた地球上の環境の中で、形として顕れるもの。

宇宙の目的の中で、自分ができることを測ってみる。
生まれ育った地球上の環境から影響を受け、
まわりのものに影響を与える「行い」を重ねることによって、
自分のできることが形として、顕われてくる。それが「自己存在」。

「行為の基礎を確立する」4つの月。

「磁気の月」で、宇宙の目的を見つめ、
「月の月」で、二元的なエネルギーを醸成し、
「電気の月」で、宇宙のリズムに行いをつなげ、
「自己存在の月」では、宇宙の目的の中で、自分のできることを測ってみよう。


自己存在の月の28日間は、こころのもつ「定義する」という力を生み出す月。

自己存在という、ミクロなところを深く掘り下げるところから、
マクロな、宇宙の目的と結びつくものを形にしていく。

What is the form my service will take?



倍音の月

宇宙には、倍音の働きがある。
その働きが、自己存在に宇宙的な力を与える。

宇宙には、不思議なフラクタルな構造があるというのを聞いたことがありますか?

宇宙の流れに輝く「自己存在」は、自己としての輝きにとどまるのではなく、
素粒子のレベルでも、あるいは、大きな宇宙的レベルでも、その輝きが生まれるという。

それは、倍音の働き。倍音の働きというのは、音楽でいう整数倍の振動が起こるように、
ヴァイオリンや、ホーミーのように、その倍音が響くことによって、音に艶や深みが出ること。

自己存在が、宇宙のリズムにつながった形を取った時、
倍音のように、宇宙のさまざまなレベルで、自己の輝きが、響き広がる。

「倍音の月」から始まる4つの月は、「行い」を宇宙に拡張させる月。
「倍音の月」「律動の月」「共振の月」「銀河の月」。


倍音の月の28日間は、小さな自己存在が宇宙の摂理に沿った行為を始めるようにします。

それは、現象として、倍音の働きのように宇宙に影響を与え、
また、宇宙リズムが、自己存在に影響を与える。
ホーミーの声のように、響き合う。

行為の一つ一つが宇宙のリズムに合わせて、輝くのを感じていたい。
その輝きがどこから来て、その輝きがどれほど宇宙に影響を与えるのか、
宇宙に広がる自己存在の意味を、意識して過ごしてほしい。

How can I best empower myself?



律動の月

平等を広げる。
人と、植物と、動物と、微生物にいたるまで、平等であること。
それが、宇宙の構造。

宇宙的な視野から、「平等」とは?考えたことがありますか?

宇宙の「律動」から、すべての生命が生まれたこと。
そして、その生命の「律動」が、今も、継続していること。
そして、これからも継続しつづけることを感じた時。

人と、植物と、動物と、微生物にいたるまで、
すべての生命が、同じ宇宙の「律動」から生まれ、今も、その宇宙のリズムに合わせて生き、生活していることを感じた時に、
宇宙的な「平等」という意味を実感するでしょう。

そして、宇宙のオーガナイズ(構造)というもの、そのシンプルな仕組みに気づく。

すべての行為が、その「平等(観)」を他に広げるような形をとった時に、
その「行い」が、宇宙のリズムに沿った行いであることが明確になる。


律動の月の28日間には、
28日のリズム、13のリズム、20のリズム、1日のリズム、呼吸のリズム、風のリズム、
月のリズム、波のリズム、魂が呼応する音楽のリズム、心のリズム、すべてのリズムの中に、
宇宙の律動を感じる。そんな28日間を過ごしてみよう。

宇宙のリズムは、すべての生命が、
そして、星のかけらでさえ、平等であることを感じさせてくれる。

How can I extend my equality to others?



共振の月

調音する。チャネルを合わせる。

新しい「思い」、深い「思い」を伝えるためには、
伝えるものと伝えられるものとの間で、調音する必要があるかもしれない。

心と心が共振するためには、
話す相手に、話しかける動物に、話しかける植物に、大地に、雨に、自然現象に、
チャネルを合わせることが必要なのかもしれない。

多くの聖人は、真理を伝えるのに、深い「思い」を伝えるのに、
その真理を他者の理解できる話に、つまり「たとえ話にして」わかるように伝えた。

生命がすべて、自然の摂理にあった生活をして、
共通の認識があれば、「阿吽の呼吸」が生まれる。


共振の月の28日間は、
自分の心の中、自分の体のこと、家族との共振、
身近なところの共振関係から見直して欲しい。

「以心伝心」で共振していますか?
何か不具合があるなら、小さな共振するものを確認し合うところから始めてください。

「行い」が、自然のリズムに合っているだろうか?
宇宙の摂理にチャネルを合わせてみよう。

宇宙の摂理を感じること。つぎに、すべての行為を宇宙のリズムに合わせること。
その行為は、宇宙に展開されていく。

How can I attune my service to others?



銀河の月

信じるように生きる。
それが、銀河の完全性のハーモニー。


信じるように生きることができているだろうか?
信じる通りに生きることが、宇宙の目的に合い、自然の摂理に合っているだろうか?

「行い」が、「倍音」の響きとなり、宇宙にフラクタルに広がっているだろうか?

「行い」が、宇宙のリズムを刻んで、万物にその「律動」が平等に広がっているだろうか?

「行い」が、心に深い「共振」を呼び起こし、宇宙に共振の輪を広げているだろうか?

倍音の月、律動の月、共振の月、そして銀河の月、
この4つの月は、「行い」を宇宙に拡張する月。


銀河の月の28日間には、
自己の信じる「行い」が銀河と、ハーモニーを奏でていることを日々確認してみよう。

信じるように生きることが、宇宙に響き、共振の波を呼び起こし、
宇宙にハーモニーをもたらしているだろうか?

天の川として輝く「銀河」に目を向けよう。

Do I live what I believe?



太陽の月

太陽の意志を実現する。

朝日が昇る。

美しい光の変化が始まり、鳥がさえずりはじめ、草が香り、体の中の細胞が生き始める。
太陽の光と熱とエネルギーによって、地球上のすべての生命が息づいていることを
直観的に、感じとる瞬間。

生命の根元に戻ること。
太陽を感じることから、宇宙の意志を知る。
生命としての価値観、道徳観を、太陽を感じることから、取り戻す。

「太陽の月」「惑星の月」「スペクトルの月」「水晶の月」これからの4つの月の意味は、
「思い」を太陽系において、地球上において、実現するための宇宙論です。

どうやって、目的を達成するのか?

太陽の行為は、太陽の脈動を伝えること。
その脈動を感じ、知ることから・・・


太陽の月の28日間は、
朝日を見る。夕日を見る。

すべての生命に脈動与えている、太陽の意志を感じるところから、
その意志を実現することを考えてみたい。

そのために、子供と、恋人と、家族と、朝日を夕日を一緒に楽しんでみよう。

How do I attain my purpose?



惑星の月

どのように完成させるのか?
「表明」(マニフェスタシオン)から、「創造」(プロデュース)へ

「始めに言葉ありき。」

表明することの重要さを、再び。
「思い」を実現する。

心の世界を地球上に生み出すために、
最初に「思い」があり、そのビジョンをはっきり見つめ、言葉にして表明すること。

それがプロデュース「創造」の第一歩。

表明すること。
その「表明」が宇宙の摂理にかなっている時、その「表明」が完全なものとなり、
宇宙的の創造として生み出される。

「マニフェスタシオン」は、現われ、顕現でもある。


惑星の月の28日間に、身につけて欲しいのは、
地球という惑星で、生きる意味を見いだすこと。
その方法として、「表明(マニフェスタシオン)から、創造へ」という
宇宙の法則を知ってほしい。

この地上に宇宙の目的を成就することによって、地球上に生きてる意味を確認していきたい。


How do I perfect what I do?



スペクトルの月

解き放ち、あるがままに進ませる。

「表明(マニフェスタシオン)」が、宇宙の摂理にのっとったものであるなら、
つぎに、それが完成するためには、
その「思い」をいかに解き放ち、あるがままに進ませるかが重要になってくる。

自然の叡智とは、自己存在の知恵を超えたもの。

そうであれば、常に、地球的なこだわりを、溶かすことが、
「表明」を宇宙的な目的に合わせ、宇宙のリズムに調律することになる。


スペクトルの月の28日間は、
宇宙の摂理にのっとった「表明(マニフェスタシオン)」を、
さらに、宇宙の摂理そのものとするために、
「解き放ち、あるがままに進ませる」解放の月である。

その時、スペクトルの月は、虹の振動を作り出す。

How do I release and let go? 



水晶の月

宇宙的な協力とは?

「お陰様」という言葉を知っていますか?

すべてのものがつながっている、
ということを常識のように感じるようになったとき、

直接、お世話になっていない人にも、
「お陰様」という感謝の言葉をかけるようになる。

日本人の集合意識がもっていた、
深い精神性と、宇宙の摂理への理解を一緒に感じたいと思う。

すべてのものがつながっているという宇宙の姿を知って、
宇宙的な目的を意識するなら、
誰かへの協力ではなく、生きとし生きるすべてのものへの協力が、「協力」ということ。


水晶の月の28日間は、
生きとし生きるすべてのものとのかかわりを見つめ、
協力(co−operation)、共に機能する、
ということが、いかに宇宙を構成しているか?
それを感じとる月。

水晶の月の協力とは、分子同士が最大限の力で支え合っている水晶の構造を表している。

水晶とは、人間精神の完全な位置であり、水晶はすべてを包み込んでいる。

How can I dedicate myself to all that lives?



宇宙の月

喜びと愛をひろげる。
そして、存在を超越する。

「存在」するということは、
生命の誕生から、宇宙のリズムのなかで育まれている、ということ。

それを感じた時に、人は、「喜び」と「愛」ということばで受けとめる。

その感覚を生みだしたものを伝えること。
どのように「喜び」と「愛」を広げることができるだろうか?
存在し続けるということは、宇宙の生成の原理を保ち続ける、ということ。

宇宙の月は、コズミック・ゲート「宇宙の門」とも呼ばれる。
一年を終え、地球が太陽のまわりを一周し、次の次元に次元転換する。

宇宙の行為とは、超越することである。
常に、生まれ変わり、超越していくことによって、「宇宙の存在」がある。

宇宙の月の28日間は、「宇宙の門(コズミック・ゲート)」。
この一年の周期を超えるように、この「門」を超え、
新しい年に向けて、再び新しく生まれでるために通る門。

宇宙の月とは、
新しい周期、新しい世界への扉でもある。
らせん状に次元上昇し、新しい円環を生み出す。

生命が産道を通り産まれでる時のように「あらゆるものを超えることで、純粋になれる。」
そんな感覚で、28日を過ごす月。

Now my key cosmic action is to transcend.